これから一人暮らしを始める方はどんな部屋にするか考えるだけでワクワクしますね。
しかしその一方で女性を狙った空き巣などの犯罪にも気をつけないといけません。
犯罪者は実行する前に家族構成や生活スタイルなどをチェックし狙う家を決めるといいます。
特に一人暮らしの女性はターゲットになりやすく、外から生活がわからないようにすることが重要です。

本記事では女性の一人暮らしの防犯対策をご紹介します。引越当日から安心して過ごせるための準備をしてくださいね。


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女性の一人暮らしの防犯対策はカーテン選びがポイント
防犯対策で重要なのが、女性の一人暮らしだと悟られないようにすること。
お部屋の中を目隠しするカーテン選びは防犯対策に重要なポイントです。
以下に気をつけながらカーテンを選んでいきましょう。
女性の一人暮らしはカーテンを初日から用意する
引っ越し当日に必要ないものは後から買い揃えられますが、カーテンがないと外から室内が見えてしまいます。引っ越し当日までに用意しましょう。
女性の一人暮らしだと分からないカーテンを選ぶ
防犯対策で大切なのがカーテンのデザインや色選びです。
外から見てカーテンがピンクや可愛い花柄だと、女の子の部屋だなというのが丸わかりですよね。
内側はかわいいものでも、外から見える裏地部分は地味なものにするなど女性だとわからないようなカーテンを選びましょう。
レースカーテンも透けないものを選ぶ

日中お部屋で過ごす時にはレースカーテンのみを閉じている方も多いのではないでしょうか。
薄手で開放感があるレースカーテンですが、素材によっては外からお部屋が見えてしまうものもあります。
防犯対策のためにはレースカーテンを透けにくいものにすると安心です。

筆者が2年以上、透けない遮像レースカーテンを使った【体験談】レースカーテンのみで暮らしてみた|メリットとデメリットも参考にしてくださいね。

透けないレースカーテンは2種類で
「ミラーレース」と「遮像レースカーテン」だよ。
日中の外からの視線 | 日中の室内の明るさ | 夜間の室内のプライバシー | |
---|---|---|---|
一般レース | 見えやすい | 普通 | 見えやすい |
ミラーレース | 見えにくい | 暗くなりやすい | 見えやすい |
遮像レースカーテン | 見えにくい | 暗くなりやすい | 見えにくい |
【女性の一人暮らしの防犯対策】レースカーテンの選び方
普段は何気なく選んでいるレースカーテンももちろん防犯に役立ちます。
ミラーレースカーテンのメリット

日中の目隠し効果があるミラーレースカーテンです。
ミラーレースカーテンとは?
レース生地に光沢糸を使用することで裏面を鏡面仕上げにして光を反射させることにより外から室内が見えにくくするものまた、太陽光を通常のレース生地よりもカットするので部屋の日焼けや色褪せを抑える効果もある。
出典:一般社団法人 日本インテリアファブリックス協会
ミラーレースは生地に光沢感のある糸を織り込みミラー(鏡)のように光を反射する仕組みです。
屋外からの視線をブロックしてお部屋の中のプライバシーを守ります。

- 日中、屋外からの視線をさえぎる
- 紫外線をカットし家具や床の日焼け色あせを防ぐ
- 太陽熱をカットし外気の影響を減らすことで冷房を省エネで使える
ミラーレースカーテンのデメリット

ミラーレースカーテンは曇りや夜は屋外が暗く、太陽光が少なくなるので外から透けて見えてしまいます。
そのためドレープカーテン(厚地カーテン)との合わせ使いが基本です。
外が暗いなと思ったらドレープカーテンを閉めるようにしましょう。
遮像レースカーテンのメリット

女性の一人暮らしではカーテン越しに室内が見えていないか気になりますね。
そんな場合は遮像付きのレースカーテンがおすすめです。
特徴は普通のレースカーテンに比べて夜に灯りをつけても室内が見えにくくなるところ。
防犯を意識する上ではミラーレースよりもオススメです。
遮像レースカーテンのデメリット
注意しておきたいのは外からだけでなく室内からも外の景色が見えにくくなるという点です。
レースカーテン越しに外の景色を楽しみたい方にはおすすめできません。
いずれにせよ「女性の一人暮らしの防犯」という点ではレースカーテン1枚では不安ですから、夜はしっかり厚地のカーテンと二重掛けにすることをおすすめします。
【女性の一人暮らしの防犯対策】遮光カーテンの選び方
夜になれば昼間以上に防犯面が気になりますね。
特に外出先から決まった時間に帰宅している場合、一人暮らしの女性だと気付かれる可能性があります。
女性の一人暮らしにおすすめなのが外からシルエットが透けない遮光カーテンです。
遮光カーテンとは日光を遮る機能を備えたカーテンのことです。
日中は外からの日差しを遮って暗くし夜は室内からの光漏れを防ぎます。
外からのお部屋のシルエットが映らないので夜もプライバシーをしっかり守ってくれます。
またお部屋の光が漏れないため帰宅時間などの生活スタイルを外からわからないようにする効果もあります。
遮光1級カーテンで部屋の明かりを外に漏らさない

遮光カーテンは1級2級3級の3つの等級に分かれていてその効果に違いがあります。
遮光1級カーテンは外から見ても窓が真っ暗な状態になります。
防犯性を高めるには窓が全部隠れるように遮光1級カーテンを使うことをおすすめします。
女性の一人暮らしだとわかるカーテンは遮光裏地を使う

防犯ばかりを気にして好きな色やカーテンも選べないのは残念なことですよね。
そんな場合は取り外し可能な裏地をつけて遮光にすることで解決できます。
裏地をつけることでカーテンがちょっと割高にはなりますが好きなカーテンを選べるので選択肢が広がります。
また簡易性の遮光裏地はいつでも取り外しができるので必要な時だけ使うという方法もあります。
後付け用の簡易裏地は大手通販サイトでも購入できますのでカーテンにフックを差し込んで2枚の生地を合わせればOKです。
女性の一人暮らしでカーテンはいつ閉める?
せっかく遮光カーテンを取り付けてもカーテンを開けっぱなしにしていてはお部屋が丸見えになってしまいます。
また日中にドレープカーテンまで閉まっていると空き巣に家が留守であることを伝えているようなものです。
出かける際はドレープカーテンは閉めずにレースカーテンだけを閉めておきましょう。
基本的にカーテンの閉め方はこのようにします。
- 昼はレースカーテンを閉める
- 夜はレース・ドレープの両方閉める
- 外出時はレースカーテンだけ閉める
これぐらいなら大丈夫と思わず、慎重になりすぎるぐらいがちょうど良いですね。
女性の一人暮らしの防犯対策グッズ8選
ここからはカーテン以外にもしっかり防犯対策をしたい方におすすめの防犯グッズをご紹介します。
空き巣は事前に侵入する家をリサーチし、生活リズムまで知っているといわれています。
- 補助錠がつけてある
- 防犯対策を行なっている
- 地域の住民がよく通りかかりなど見通しがいい

この特徴をふまえて侵入を遅らせる防犯グッズを紹介するよ

犯罪者は
・時間がかかる
・音が鳴る
・照らされる
これを嫌います
【100円ショップ】防犯フィルム

こちらの防犯フィルムは窓を破りにくくし侵入に時間をかけさせるという商品です。
貼り付けるのもとても簡単です。
【100円ショップ】窓ロック

こちらはサッシの幅に合わせて設置する窓のロックです。

つまみが取り外せないタイプなので窓を破られると手を入れて鍵は外れますが、何もつけないより侵入に時間をかけさせることができます。
【100円ショップ】防犯ブザー

万が一、室内に不審者が出て助けを呼ぶ声が出せないときにこちらの防犯ブザーが役にたちます。
引っ張るだけで音が鳴る防犯用のブザーです。
バッグにもつけやすいストラップ付きです。
商品サイズ | 3×5.6×1.8(センチ) |
音の大きさ | 90db |
使用電池 | LR44ボタン電池3個 |

助けを呼べなくても引っ張るだけならできるかな。
部屋や玄関、トイレなどに置いておくと安心だね。
女性の一人暮らしは玄関に補助錠をつける
1つのドアに2つ以上の鍵を取り付けておくと侵入に時間がかかるため防犯性が上がります。
これは簡単に1ドア2ロックができ、帰宅時もロックを取り外さないので在宅・不在の判別がつかない商品です。
簡単取り付けで工具も不要、扉や壁に穴を開けずに防犯できる賃貸住宅におすすめです。
取り外すタイプも売られていますが在宅がわかってしまうという点でおすすめできません。
女性の一人暮らしは窓の補助錠をつける
こちらは鍵を外せるタイプの補助錠です。
窓ガラスを割っても開けられません。
女性の一人暮らしは窓用防犯アラームをつける
防犯アラームは不審者の侵入を大音量で教えてくれる防犯グッズです。
ガラスの割れや衝撃音だけ検知し大音量で20秒間鳴り続けます。
侵入者は大きな音が鳴ると早くこの場を離れなくてはという心理に陥るので窓や玄関に取り付けると効果が見込めます。
取り付ける位置はすぐ解除されないように外から見えないところに設置しましょう。
女性の一人暮らしはベランダのセンサー付きライトをつける
「2階以上だし入ってこないだろう」と思っていると危険です。
性犯罪は中高層で多く起こっています。
エアコンの室外機を伝ってベランダから侵入する犯人もいます。
ベランダ対策としては人の動きを感知してライトが点灯するセンサー付きライトがおすすめです。
夜歩いていると、こういったセンサーライトをつけている家があります。
確かに明るく照らされるとびっくりしますね。
女性の一人暮らしはドアスコープカバーをつける
ドアスコープは特殊な道具で外から中を覗くことができるためカバーをつけておきましょう。

見栄えが気にならない人は
わざわざ買わなくても
紙をマスキングテープで
止めればすぐに隠せますよ。

女性の一人暮らしの防犯対策で気をつけること
警視庁の侵入窃盗の発生状況にこのようなデータがあります。
- 侵入口
-
- 出入り口 56.4%
- 窓 43.6%
- 侵入手段
-
- 無締まり 60%
- ガラス破り 20.2%
- 施錠開け 17.8%
- ドア錠破り 0.8%
- その他 1.2%

ほとんどが施錠していないドアや窓からの侵入とガラスを割って侵入する手口なんだね。
驚くことに鍵を閉めていない家が多いことがわかります。
- 空き巣
- 強盗
- 下着泥棒
- 性被害
- ストーキング
- 盗聴
- 盗撮
これらの犯罪は、非力な女性の一人暮らしだと知られることで狙われやすくなってしまう場合もあります。
防犯意識を持って窓や玄関を重点的に厳重な対策をとりましょう。
ここからは女性の一人暮らしで気をつけることについて解説します。
女性の一人暮らしは戸締まりを確実にする
ゴミ出しや買い物など短時間の外出でも必ず戸締まりをしましょう。
格子のある浴室やトイレの窓も注意が必要です。
防犯対策として重要な戸締まりですが「ちょっとごみ捨てに行くだけだから」「うちはオートロックだから」と油断していませんか?
不在の間に犯行を行う「空き巣」に対して在宅時間を狙った「居空き」という犯行もあるんです。
在宅中だとつい油断してしまいがちですが犯人と鉢合わせする可能性もあり非常に危険です。
そのためちょっとの間だけだからと油断せず、防犯対策の基本である戸締まりは徹底しましょう。
女性の一人暮らしは新聞・郵便物を溜めないようにする
新聞が郵便受け等に溜まっていると泥棒に留守であることを悟れられてしまいます。
手を入れて取る不審者もいます。中の個人情報を知られないよう郵便物を溜めないようにしましょう。
またごみに出す時も個人情報がわからないように細かく裁断するか宛名を塗りつぶしましょう。
女性の一人暮らしは合鍵を玄関周辺などに置いておかない
郵便受けや植木鉢下など屋外には合鍵を絶対に置かないようにしましょう。
女性の一人暮らしであることを悟られないようにする
女性の一人暮らしであることがばれた場合、性犯罪や窃盗など犯罪に巻き込まれる可能性が出てきます。
家の中に侵入してしまえば助けを求める相手もいない上に密室なので犯人にとって好都合です。
犯罪者にライフスタイルがわからないようにしましょう。
- 洗濯物を外に干さない
- 窓を開けっぱなしにしない
- いかにも女性とわかる色や柄のカーテンをを使わない
- 夜間にコンビニなど行かない
- いつも同じ場所で買い物や支払いをしない
これから一人暮らしする予定の人へ。
— なかゆー🏡お部屋探しの人 (@ichikaritokyo) October 11, 2022
防犯面が心配な人がやるべきこと
・ポストの中は毎日チェック
・表札など名前は出さない
・洗濯物はなるべく中干し
・覗き穴はシールや磁石などで隠す
・ピンポン鳴っても直ぐに出ない
・外に出る時は必ず鍵を閉める
・SNSに部屋の写真UPする時は窓の外は隠す

どこで見られているかわからないから気をつけてね
女性の一人暮らしの防犯対策:まとめ
一人暮らし女性が気になる「カーテン選びのポイント」と「今すぐできる防犯対策」についてご紹介しました。
- 透けないレースカーテンで室内を見せない
- 光が漏れない遮光カーテンで生活リズムを悟られない
- レースと遮光カーテンは適切に開閉する
- 女性とわかるような柄には裏地を使う
女性のカーテン選びはデザインや価格だけでなく安全面も大切です。
遮光性のあるカーテンや透けにくいカーテンで女性の一人暮らしであることを悟られないように気をつけましょう。
- 防犯グッズを利用して対策する
- 戸締まりを確実にする
- 郵便物を溜めない
- 合鍵を戸外に置かない
- 女性が住んでいると悟られない

最後までお読みいただきありがとうございました。
安全に気をつけて楽しい一人暮らしを満喫してくださいね。


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