- カーテンを買ってから一度も洗ったことがない
- どれくらいの頻度で洗えばいいか知りたい
カーテンは一見汚れていないようでも
- 花粉
- ホコリ
- カビ
で見た目以上に汚れています。
結論、カーテンの正しい洗濯頻度は1年に1〜2回です。
本記事ではカーテンの正しい洗濯頻度や洗い方を解説します。
お部屋の大部分を占めるカーテンを綺麗にしておくとかなりスッキリします。
お手入れ方法をぜひ参考にしてみてくださいね。
カーテンの洗濯はどれくらいの頻度でするのか
カーテンをずっと洗濯していないと
- ほこりがたまる
- 手あかなどで黒ずんでくる
- カビの胞子が舞う
など生活する上で困ったことが起こってしまいます。
カーテンの洗濯する頻度は年に1〜2回
理想的なカーテンの洗濯頻度は次のとおりです。
- 厚手のドレープカーテンは年に1回
- レースカーテンは年に2回
筆者の家のカーテンはペットがよく汚すので頻繁に洗っていました。そのため生地が薄くなってしまったことがあります。
洗いすぎもカーテン生地が傷むのでおすすめしません。
だからといってペットに汚されてしまうと困りますよね。
「カーテンの裾を上げておく」「ガードしておくという」などカーテンを頻繁に洗わないで済むような対策を取っています。
カーテンが洗濯できる素材かチェックをしよう
カーテンを洗濯する前のチェックポイントがあります。
- カーテンの洗濯表示を確認する
- ほこり・黒ずみ・カビの有無を確認する
- フックをとる
洗濯表示を確認する
まずはカーテンが洗濯可能かどうか洗濯表示をきちんと確認しましょう。
手洗いマークがついているカーテンはデリケートな素材が多いので、洗濯機で洗う際はネットに入れ手洗いコースやおしゃれ着コースなどで洗うようにしましょう。
洗濯機にコースがない場合は、お風呂の浴槽を利用しつけ置き洗いにしてから洗濯機で軽く脱水するのがオススメです。
洗濯(水洗い)不可のマークがある場合は、家での洗濯ができないためクリーニング店に相談しましょう。
ほこり・黒ずみ・カビなどの汚れを落とす
洗濯の前にほこりや黒ずみカビなどの汚れを取り除きましょう。
カーテンの表面にはほこりがたくさんついています。ブラシをかけるか掃除機で吸い取りましょう。
軽度の黒ずみやカビであれば、濡らしたタオルでたたくだけでも落ちることがあります。
それでも落ちない場合は酸素系漂白剤を使用する方法もあります。
ただ漂白剤が使用できない生地もあるので表示マークを確認しましょう。
漂白剤が使用できる場合は汚れの裏面にタオルを当て、漂白剤をスプレーしブラシでトントンたたくと汚れがタオルにうつるので簡単に黒ずみやカビを落とすことができます。
カーテン全体の汚れを落とす方法
カーテン全体に汚れやカビがある場合は、酸素系漂白剤を使用します。
酸素系漂白剤を熱めのお湯に混ぜて溶液を作り、そこに2時間以上カーテンをつけ置き洗いする方法が効果的です。
それでも落ちなかったり、漂白剤を使えない生地の場合はクリーニング店に相談するか買い替えを検討しましょう。
カーテンフックを取る
カーテンフックをつけたまま洗うと生地の傷みや破れなどの原因になるので洗濯前に外しましょう。
カーテンの洗濯6つのポイント
あとは洗濯機に入れて洗うだけです。
ポイントを押さえてどんどん洗っていきましょう!
たたんで洗濯ネットに入れる
カーテンをプリーツに沿っておりたたみ生地が傷まないようメッシュが細かい洗濯ネットに入れます。
この時に汚れのひどい部分が表にくるように折ることで汚れが落ちやすくなります。
洗濯ネットに入れるカーテンは詰め込みすぎず1〜2枚くらいを目安にしてください。
おしゃれ着洗い用洗剤と柔軟剤を使う
カーテンを洗うときに使う洗剤は中性洗剤がおすすめです。
特におしゃれ着洗い用のものを選ぶと風合いを損ねることなく仕上げることができます。
柔軟剤を使うと洗濯ジワや静電気を防ぐ効果があるほか、香りや肌触りもよくなるのでおすすめです。
洗濯機の水量は「最大」、水流は「弱」で洗う
手洗いコースやドライコースのような弱水流で優しく洗うことで生地の傷みを抑えることができます。
洗濯機によって洗濯コースの呼び方は異なりますが弱水流のコースであれば問題ありません。
カーテンの洗濯はたくさんの水を使用するため水量は最大に水流は弱に設定します。水温については水または40度以下のぬるま湯で洗いましょう。
脱水は短く・乾燥機はNG
脱水はできるだけ短い時間にします。
ドレープ(厚地)カーテンで約1分程度、レースカーテンで約30秒程度が目安です。
長時間の脱水は生地を痛めたりしわの原因になるのでNGです。乾燥機の使用も生地が変質したり縮んだりするのでさらにNGです。
カーテンレールに吊るし自然乾燥させる
脱水した後はフックをつけてカーテンレールに吊るし自然乾燥させれば完了です。
濡れたままカーテンレールに吊るせばカーテンの重みで全体のシワが伸び形を整えながらキレイに乾かすことができます。
もし水滴が垂れることが気になる場合は、床に新聞紙やタオルを敷いておくと安心です。
手洗いする際の注意点
洗う場所は水をたくさん貯められる浴槽がおすすめです。
水温は30度位に設定しカーテンが浸る程度に水を貯めたら洗剤を溶かしてカーテンを押し洗いしましょう。
汚れが落ちたら浴槽の栓を抜いて汚れた水を捨てすすぎます。
脱水は軽く絞る程度でOKです。脱水機を使用するのであれば30秒程度で短めに設定し乾燥機の使用は避けましょう。
【カーテンの洗濯頻度】普段のお手入れ方法は?
カーテンは窓際にあるため汚れの付着や窓の結露によるカビがつきやすいです。
そのため、日頃のお手入れがカーテンをキレイな状態で長持ちさせるポイントになります。
定期的に埃を落とす
カーテンには毎日のほこりや花粉などの汚れがたくさんついています。
掃除機やブラシを活用する方法もありますがカーテンの開け閉めだけでも埃を落とすことができます。
また開け閉めによって繊維が動くため、カーテンの劣化を遅らせることにもつながります。
朝晩など時間を決めて毎日カーテンを動かすようにすると良いでしょう。カーテンレールもほこりが溜まりやすいため忘れずに拭いておきましょう。
防カビ効果のスプレーを活用する
カビの繁殖を抑える効果のある布専用除菌用スプレーなら結露が多い時期も安心です。
また除菌スプレーには消臭効果もあるため、キッチンのようにニオイのつきやすい部屋のカーテンにおすすめ。
ただしカーテンの素材によってはスプレーがシミになってしまう場合もあるので、カーテンの裾など目立ちにくい部分で一度試してから使いましょう。
部屋をこまめに換気する
窓ガラスにつく結露を放置していると、カーテンに水分が付着しカビが生えてしまいます。
特に加湿器や暖房を利用することが多い冬場や、湿気の多い梅雨の時期は結露が大量に発生するので注意しましょう。
- 結露防止シートを使う
- 結露を拭き取る
- 定期的な換気をする
- カーテンと窓がくっつかないように配置する
など結露や湿気への対策も行いましょう。
カーテンの洗濯頻度:まとめ
今回はカーテンの洗濯方法についてご紹介しました。
- レースカーテンは年に2回ほど洗濯する
- ドレープカーテンは年に1回ほど洗濯する
- 洗濯表示とネットを使うと洗濯は簡単にできる
- 脱水短く、乾燥機NG
- 結露対策でカビをつけない
意外に汚れているカーテン。
定期的に洗って綺麗なお部屋にしてみてくださいね。