遮熱カーテンは夏の強い日差しを防ぐ効果があるけど冬は逆効果で寒いのでは?
と思われる方は多いと思います。
結論からいうと遮熱カーテンは冬も効果があります。この記事では遮熱カーテンの効果や正しい選び方についてご紹介します。電気代を節約したい方の参考になれば幸いです。
- どのような効果があるか
- 実際に使った人の口コミ
- 正しい選び方
- おすすめしない人
遮熱カーテンは冬は逆効果?3つのメリット
遮熱カーテンって熱を遮るから冬は寒いの?
いえ、そうではないんです。
ここからは冬もちゃんと効果がある理由についてお話しします。
冬の寒さを抑えてくれる
熱を防ぐってことは冬に使うと逆に部屋が寒くなるんじゃないの?
冬は日射量・日射時間が少ないので外部から室内に入ってくる熱はほんのわずか。
そのわずかな熱を抑えても室温の温度はあまり変わりません。
逆に冬は逃げる熱が大きく、窓やドアなどの開口部から逃げる熱は約50%もあります。
室温を下げないためには室外からの熱を入れることではなく室内の熱を逃さないことが重要ですね。
なるべく外からの冷気を入り込ませないために窓は要鍵なんだけどそこに遮熱カーテンでさらにしっかり塞ぐと窓からきてたすきま風が全然来ない…。すきま風がきてるのどうかと思うけどwww密閉はそもそもできないものだからねwww
— はにわ泰喜 (@gantetsu38) November 21, 2022
すきま風もしっかりおさえてくれます。
しかしいくら遮熱カーテンを使っていても、窓とカーテンの間に隙間があると効果がなくなります。
正しい採寸で窓をしっかり守るカーテンを選びましょう。
既製品でサイズがない場合、1㎝刻みで作れるオーダーカーテンがおすすめです。
- 夏は冷房で冷えた空気を逃さない効果がある
- 冬は暖房で暖めた空気を逃さない効果がある
夏に遮熱カーテンは効果を発揮します。その理由について詳しくご紹介します。
夏の室温上昇を抑えてくれる
1つ目の効果は夏の室内温度の上昇を抑えることです。
太陽がジリジリと暑い夏。日差しが強いと窓からの太陽熱で室温が上昇してしまいます。
遮熱カーテンは特殊加工した繊維やコーティングで太陽熱をカットするので、室内に入り込む熱を減らし冷気を逃さないというメリットがあります。
外が暑すぎてエアコンの冷房28℃設定では全然涼しくならない、という悩みも解決します。
- 冷房立ち上げ時の電力が減る
- 冷房代の節約になる
遮熱カーテンめっちゃ効果ある_(:3」z)_
— しろねこ (@shironeko_cbd) November 17, 2022
冷気シャットダウン省エネ_(:3」z)_
エアコンの設定温度を
1度上げるだけで
消費電力が10%節約できるよ
遮熱カーテンを使うと良いお部屋は?
- 西向きの部屋
- 窓が多い部屋
このような部屋は、遮熱カーテンで対策しておくと帰宅時もすぐにエアコンが効いて快適に過ごせるからおすすめ。
紫外線をカットしてくれる
遮熱カーテンの多くは遮光機能も備わっているため紫外線カットができます。
紫外線は部屋の中にいても知らないうちに浴びてしまう厄介なもの。
シミやしわの原因になったり、フローリングや大切な家具なども劣化させてしまうためできる限り防ぎたいですね。UVカット率はなるべく高いものをおすすめします。
遮熱カーテンの効果的な選び方
遮光カーテンというと真っ暗なイメージがありますが暗さによって遮光等級が決まっています。
遮光等級による暗さの比較
等級 | 完全 | 1級 | 2級 | 3級 |
遮光率 | 100% | 99.99% | 99.80% | 99.40% |
照度の状態 | 外からの日差しを 遮るパーフェクトブロック | 人の顔の表情が 識別できないレベル | 人の顔あるいは 表情がわかるレベル | 人の表情はわかるが 暗いレベル |
この遮光レベルを参考に自分に合ったカーテンを選ぶのがポイントです。
- 1級向け:夜勤などで昼間睡眠を取りたい人、ホームシアターを楽しみたい人
- 2級向け:遮光性は欲しいけど真っ暗はいやな人、カーテンの選択肢を増やしたい人
- 3級向け:朝の光でスムーズに起きたい人・圧迫感が苦手な人
暗すぎるのがいやな人、一人暮らしで朝起きるのが心配という人は、3級遮光なら朝の明るさがわかるのでおすすめです。
遮熱カーテンと遮熱レースカーテンの使い分け
仕事で日中はあまり家にいないという人は、遮熱カーテンで直射日光を遮っておけば帰宅後の室温上昇を抑えることができます。
また寝室に取り付けておけば眠りやすい環境になります。
逆に日中は家にいることが多いという人は、遮熱レースカーテンがおすすめです。
遮熱カーテンをおすすめできない人
遮熱カーテンは次のような人にはあまりおすすめできません。
- 朝は自然光で目覚めたい
- 日当たりがいい明るい部屋がすき
- 閉塞感が苦手
密な生地で遮熱効果を高めているので基本的に透けにくくなっています。
暗さや閉塞感を感じたり、外の景色が見えにくく感じる人もいらっしゃるかもしれません。
奮発して遮熱カーテンを買ってみました‼️✨
— 唐仁原正幸 TojinbaraMasayuki (@tochan_tojin) November 23, 2022
効果のほどはよく分からなくて……付け替えてから数時間後に室温が1~2℃上がったけど……誤差の範囲??🤔
ただ、遮光1級でもあるから、前のカーテンと違って夜はめちゃめちゃ暗くなりました✨
……その代わり朝日が差し込まないから寝坊注意かも😅
真っ暗になるタイプの遮熱カーテンを選ぶと、朝が苦手な人は寝過ごしに気をつけないといけないですね。
遮熱カーテンは冬は逆効果?:まとめ
以上、遮熱カーテンは冬に逆効果なのか?についてご紹介しました。
- 夏も冬も節電効果がある
- 紫外線をカットしてくれる
- 明るさも必要であれば遮熱レースカーテンがおすすめ
節電効果の高い遮熱カーテン。
この記事も参考に選んでみてくださいね。