カーテン幅が足りない・余る|サイズ調整できる８つの対処法を紹介

カーテンをつけたらサイズ幅が足りない、または長すぎて生地が余ってしまう。

このお悩みの人は大変多いです。

幅が合っていないカーテンは見た目も悪いし、隙間から光が漏れたり冷気も入ってきます。

でも買い直すのはもったいないから何とかしたいですよね。

カーテン幅が足りないときの対処法

ここではカーテン幅の不足分に応じた対処法をご紹介します。

カーテンを3枚使う方法

転居先の掃き出し窓でもアパートで使っていたカーテンを再使用。丈も幅も足りない。丈が足りないのは平気。転居先の窓の幅はカーテン３枚分なので以前のカーテン３枚使ってみた。悪くないかも( ´ ▽ ` )ﾉ pic.twitter.com/Cy8kDOaWgU

— さくま育🍋イラストレーター (@twinkle_iku) December 5, 2019

カーテンを2枚使用しても隙間があくなど幅が足りない場合。もう1枚買い足すという方法があります。

似たようなカーテンを使えば窓の隙間を隠すことができます。ただその場合のデメリットが２つあります。

デメリットはカーテンを3枚使うと、中央のカーテンが固定されないため隙間があきやすくなるところですがマジックテープやクリップなどでカーテン同士をくっつけると隙間を埋めることができます。

また、もう１枚カーテンをつける場合はレールについているランナー（カーテンのフックを取り付ける部分）が足りないこともあります。ランナーはレールキャップを取り外せば付け足すことができます。

カーテンのランナーは簡単に付け足せます

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ドレープをほどく方法

10㎝以上足りない時は、カーテンのドレープ部分（ヒダが重なっている部分）をほどいて幅を広げるという方法があります。

私が実際にレースカーテンをひと山ほどくと５㎝ほど伸ばせました。

デメリットは、ドレープをひと山だけほどくと見た目のバランスが悪くなる点です。

縫い直すのは大変なので、ほどいた後をイメージして納得してからおこないましょう。

またほどいたあとはカーテンフックを差し込むところがなくなります。

下の写真のようにクリップを使うなど工夫が必要です。

観葉植物や家具を置く方法

幅が足りないところを物で隠す方法です。

窓辺に上から観葉植物を吊るすとおしゃれに隠せますね。

同じように棚などの家具を置いて隠すという方法もあります。ただし紫外線などで日焼けしやすいため、一時的に取り入れることをおすすめします。

マルチクロスで隠す

マルチクロスをカーテン代わりに使う方法もあります。

マルチクロスは、カーテンとして使わなくなってもソファカバーやテーブルクロス、収納の目隠しなどに使えます。

1枚あると便利なアイテムです。

カーテンをリメイクする

裁縫が得意な方は好みの布やレースなどを縫い付けてカーテンをリメイクする方法があります。

取り敢えずカーテン縫う。 pic.twitter.com/OMqqqKsAOB

— 水野レナ･*.❁¨̮ (@RE7_32N) April 10, 2020

個性が出せるので裁縫が好きな方にはオススメです。

カーテン幅が足りないデメリット

お部屋も中途半端な見た目になるのでなんとかしたいですね。

カーテン幅が余るときの対処法

カーテン幅が余る時の対処法です。

10センチ〜20センチほど余る：リターン仕様にする

Wレールであれば、一番端のフックを窓のレース側のレールの固定ランナーに引っ掛けると、10センチ弱短くなりリターン仕様にできます。

20センチくらいまでの余りはそれほど見た目にも影響しませんし、リターン仕様にすることで横からの冷気や光を防ぐことができます。

カーテン幅が40センチ〜50センチ以上余る時：お直し専門店に依頼する

40㎝〜50㎝以上余るなど大幅に直す場合は、お直し専門店を利用する方法があります。

例：カーテンお直し工房MORISAN

幅直し（幅詰め）基本料金

1,380円（税別）

　　　　　　　　　　➕

カーテン丈の長さ	カット・縫製代金 （税別）
〜50㎝	450円
〜100㎝	600円
〜150㎝	750円
〜200㎝	900円

カーテン幅が余るデメリット

カーテンの幅が余るとこんなデメリットがあります。

上部からの光漏れする

カーテンのヒダがだぼつくため、上部から光漏れが発生してしまう可能性があります。

見た目が悪い

カーテン幅の余りが20㎝くらいまでだと問題ありませんが、それ以上はやはり見た目が悪くなります。

カーテン幅の正しい測り方＆選び方

ここからはカーテンの幅の正しい測り方と選び方について解説していきます。

カーテン幅の正しい測り方

カーテンの横幅を決めるときに測る場所はカーテンレールを基準とします。

カーテンランナー（カーテンフックをかける丸いリング）の端から端までを測り、そこにプラス５％が必要です。この５％の余裕を加えると、カーテンが突っ張るのを防いだり光り漏れの防止ができます。

カーテンは洗濯や経年劣化で縮んでいるので、現在使用中のカーテンを参考にして測るのはやめましょう。

特に、綿や麻などの天然素材100％のカーテンは水洗いすると幅が2〜10％以上縮む可能性があります。

特に天然素材のカーテンを購入するときは横幅のゆとりに注意しましょう。

片開きと両開きは好みで選ぶ

カーテンの開き方には２タイプあります。

注文枚数に気をつけましょう。

片開きのメリットは、片手でカーテンを動かすだけで開け閉めができるところです。

反対に片開きのデメリットはカーテンを開けたとき、窓のすぐ横に家具があるとカーテンの厚みが邪魔になることです。片開きのカーテンを購入する際は「測ったサイズ×1.05％を1枚だけ」を注文しましょう。

窓のサイズに合わせたカーテンの選び方

カーテンを購入する際に悩むのが窓のサイズに合った選び方です。

既成カーテンで合う窓なら良いのですが、窓によっては「ちょっと足りない」「次の大きさにすると余る」となり悩みますよね。

その解決方法について説明します。

サイズが合えば既成カーテンがおすすめ

既成カーテンはホームセンターやインターネットで手軽に購入できるのが魅力です。

最近ではさまざまなサイズを取り扱っているお店もありますね。

既成ドレープ カーテン（1枚）	幅	丈
腰窓	100	135
掃き出し窓	100	178
大きめの 掃き出し窓	100	200

既成レース カーテン（1枚）	幅	丈
腰窓	100	133
掃き出し窓	100	176
大きめの掃き出し窓	100	198

例えば採寸した数値が幅190㎝×丈120㎝であれば以下の既成カーテンで選べます。

既製品では見つからない場合

測ったサイズが既成カーテンにない場合はどうすればいいでしょうか。

大きい窓や小さい窓、細い窓など特殊な窓になると既製品では探せないこともありますね。

このような窓だと、「100㎝×200㎝」の既成カーテンを2枚使っても幅が足りないし丈は余るということになってしまいます。

そんな時におすすめなのが1㎝単位で作れるイージーオーダーという方法です。

既製品3枚を購入するより安く済みます。

例	値段	参考
既成カーテン100㎝×190㎝ （1枚入り）を3枚購入	13,470円	ニトリ
イージーオーダーで2枚組を購入	11,900円	パーフェクトスペース カーテン館

ちなみに我が家の場合は掃き出し窓が以下のようなサイズだったため既製品がありませんでした。

イージーオーダーは値段が高いイメージがありますがサイズが大きい割に意外に安くて好きな色みや遮光率1級機能なども選ぶことができます。

カーテンはあまり買い替えるものではないので、窓の幅に合わせたイージーオーダーカーテンを長持ちさせるというのが一番の節約になります。

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カーテン幅が足りない・余るを調節する対処法：まとめ

以上、カーテン幅が足りない場合と余る場合の対処法を紹介しました。

工夫次第で今あるカーテンを使うこともできますね。

それでもやはり気になるという方は「サーズオーダーができるお手頃価格の通販サイト」で窓に合ったカーテンを購入することをおすすめします。お部屋がすっきりした見た目で落ち着きますし冷暖房の節約に繋がりますよ。

別記事では、筆者おすすめの「安くておしゃれでお届けが早い」通販サイト9社を、感想レビューを含めて詳しくご紹介しています。どうぞ素敵なお部屋づくりの参考にしてみてくださいね。