カーテンを部屋につけたら「長さが足りなくて短かった」という経験ありませんか?
- サイズを測って買ったつもりが、長さが足りなかった
- 引っ越し前のカーテン、新居で使いたかったけど長さが足りない
カーテンの長さが足りない場合、見た目が悪く、下から冷たい風がスースー入ってくるのでなんとかしたいですよね。
本記事では
カーテンの長さが足りない時の対処法を紹介します。
裁縫なしでできる方法も紹介しますので
ぜひ参考にしてください。
カーテンの長さが足りない時の5つの対処法
カーテンが短いと、見た目が悪くなるだけでなく、冷暖房の効果が弱まったり、光が漏れてくる原因になりかねません。
カーテンの長さが足りない場合、以下の5つの対処法があります。
- アジャスターフックで調節する
- カーテンリングやクリップを使う
- カーテンレールを下げる
- つっぱり棒を使う
- フリンジを継ぎ足す・リメイクをする
アジャスターフックで調節する
ひとつめは、アジャスターフックで調整する方法です。スライドさせることで、カーテンの裾から床までの距離を調整することができます。
Aフック(天井付け)とBフック(正面付け)の2種類あり、Aフックは1㎝程度、Bフックは4㎝程度長くできます。
少しだけ長さが足りない場合に、アジャスターフックはおすすめです。
カーテンリング・クリップで調節する
カーテンレールの種類は、フックを取りつける多機能レールとカーテンリングを取り付ける装飾レールがあります。装飾レールの場合は、直径の大きいリングにすると直径+約1㎝程度の長さを出せます。
多機能レールの場合は、カーテンクリップで長さを出せますが、あまりに長いクリップを使ってしまうと、カーテン上の隙間から光が入ってくるため注意が必要です。
カーテンレールを下げる
あーーー
— miee (@31eiem_eiem31) September 18, 2022
今夜は初のイカ🦑夜釣りに行く予定だったのに台風直撃の為中止😤
暇なんで風強くなる前にカーテンレールでも付け替えしてみる😆電動ドリル使った事ないんだけど🙄wできるのかな🤣
皆様くれぐれも台風にはお気をつけ下さい🙇♀️被害ありませんように🙏 pic.twitter.com/G6GerftrKa
カーテンレールを取り外して付け直す方法は、DIY経験者におすすめです。
- カーテンレールを下げても取り付けられる場所を確保できるか
- ネジを止める箇所にカーテンとカーテンレールの重量を支えられるだけの強度があるか
など事前にきちんと確認してから作業をおこないましょう。
つっぱり棒を使う
#鉄博限定手ぬぐい で小窓のカーテン代わりに👍️
— えがお (@egao36) December 13, 2022
ここだけ、部屋の感じが違って(´・ω・`)?ってなっちゃったけど、とりあえずはここで🤗
突っ張り棒には、ばん物のマステを貼ってみた🚂 pic.twitter.com/jocYaOdKjt
つっぱり棒とカーテンリング・カーテンクリップを使う方法があります。
つっぱり棒のスキマが気になる場合は、上に別布を重ねるとカーテントップのようにおしゃれに隠すことができます。
フリンジを継ぎ足す・リメイクする
裁縫が好きな場合は、自由にアレンジを楽しめる「リメイクカーテン」がおすすめです。
折り返し部分をほどいて調節する方法
カーテン裾の折り返しは一般的に10㎝程度あるため、糸をほどくと調整が可能です。
糸をほどく時は糸切り専用リッパーを使うとスムーズです。
- カーテンの裾の糸をほどく
- 折れていたところをアイロンで伸ばす
- 縫い代を1センチほどでおってアイロンで折り目をつける
- まち針で止めて縫い代をミシンで縫う
ミシンがない場合は、裾あげテープで後処理するときれいに仕上がります。
フリンジを継ぎ足して調節する方法
カーテンのすそにフリンジなどをつぎ足す方法があります。
フリンジテープ
フリンジテープをつけるアレンジは、足りない長さを補うだけでなく、カーテンのドレスアップになります。
レース
レースは縫いしろがごまかしやすく、みた目もキレイに仕上がります。
別布
同じ生地・素材を見つけるのは難しい場合もあります。素材違いでも同じ色調や色相のもので組み合わせて、変化をつけるのもおすすめです。
カーテンの長さが足りないまま使うデメリット3つ
カーテンの長さが足りないまま使うデメリットは以下の3つです。
- 見た目が悪い
- 足元から冷たい風が入ってくる
- 光漏れがある
見た目が悪い
カーテン短い、めっちゃ気になる pic.twitter.com/i9fRiAnur9
— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) October 28, 2022
カーテンの長さが足りないと見た目が悪くなり、どんなにおしゃれなカーテンでも、イメージが大きく損なわれます。
足元から冷たい空気が入ってくる
家が寒いのはカーテンが短いせいかもしれません。 pic.twitter.com/jGz5VPo9pw
— たくちぇりーBON!BON!🍒( 🕶🍒 ) (@taku_purple_) October 25, 2022
暖かい空気は上にいきます。カーテンが短いと床との隙間から外の冷たい空気が入り、室内が寒く感じます。また冷気の6〜7割は窓から侵入してくるといわれています。暖房をつけても、冷気が下から入ってきて、暖房効率が下がってしまいます。
丈の短いカーテンは冷暖房効果を下げます。
部屋の内外に光が漏れる
カーテンが短いと東側の窓から朝日が、西側の窓からは夕日が差し込みます。
隙間から光が漏れると落ち着いて眠ることができず、寝不足につながる可能性があります。
夜は部屋のあかりが外に漏れるため、生活リズムが他人にわかってしまいます。
1階や2階に住んでいる場合は、防犯の観点からも、短いカーテンをそのままにしておくのは避けましょう。
カーテンの丈を決めるための5つのポイント
ここからは以下のカーテン丈を決める5つのポイントについて紹介します。
- カーテンレールを基準に採寸する
- 使用中のカーテンを参考にして採寸しない
- フックの種類に注意する
- レースカーテンはドレープカーテンより短くする
- 既製カーテンで合わない窓はたくさんある
カーテンレールを基準に採寸する
カーテンの採寸は、窓枠のサイズではなくカーテンレールを基準におこないます。
窓枠のサイズで採寸すると、隙間ができたり長さが合わないカーテンを購入する可能性が高くなります。
使用中のカーテンを参考にして採寸しない
今使用しているカーテンの長さを測っても正しい採寸はできません。
カーテン生地は洗濯で縮んだり経年劣化したりするため、現在窓にかかっているカーテンが最適なサイズとは限りません。
カーテン本体の一番上から裾までのサイズを測るとサイズの異なるカーテンが仕上がってしまいます。
フックの種類に注意する
カーテンを注文する際は、カーテンフックの種類に注意が必要です。
「カーテンレールを見せるタイプのAフック」と「カーテンレールを隠すタイプのBフック」では、Bフックの方が3㎝程度丈が長くなります。
レースカーテンはドレープカーテンより短くする
レースカーテンは、ドレープカーテンより1〜2㎝短いものを準備しましょう。
ドレープカーテンの下から、レースカーテンがはみ出ていると見栄えが良くありません。
ドレープカーテンより短くすることで、レースカーテンがスッキリ内側に収まります。
既製カーテンで合わない窓はたくさんある
快適に暮らすために、窓に合ったサイズのカーテンをかけることが大切です。
昨今の住宅は、既製カーテンで対応できない窓も増えています。新居の窓ぴったりに作れるお手頃なオーダーカーテンもあるので検討してみましょう。
【カーテンの長さが足りない時の5つの対処法】:まとめ
ここまでカーテンの丈が足りない時に調整する5つの方法を紹介しました。
以下、まとめます。
- 見た目があまり気にならない場合は、そのまま使う
- アレンジを楽し見たい場合は、フリンジやレースでリメイクしてみる
- 裁縫が好きな場合は、すそをほどく
- 少しだけ伸ばしたい場合は、アジャスターフックやカーテンクリップを使う
- やっぱり見た目が気になるならカーテンの買い替えを検討する
カーテンは長さが合わないと見た目が悪く、冷暖房効率が低下したり、遮光機能が生かせません。
窓にぴったりのカーテンにして、快適な暮らしを楽しみましょう。