「カーテンを洗濯したいけど、コインランドリーで洗っても大丈夫かな」と考えている方も多いのではないでしょうか。
家の洗濯機で洗うにはかさばるカーテン。しかし汚れが気になる方は定期的にスッキリ洗いたいですよね。
最近、増えてきた街のコインランドリー。
大きなカーテンを洗うにはもってこいですが、気をつけなければいけないポイントがあるのも事実です。
そこで本記事では、コインランドリーでカーテンを洗濯する際のコツについて紹介しますので参考にしてください。
カーテンの洗濯はコインランドリーでできる?
カーテンはコインランドリーで洗濯できます。
ただし、乾燥はNGです!生地が縮んでしまうため、乾燥機には絶対かけないようにしましょう。
カーテンは水分がある程度残ったまま干すことで、シワが伸びて綺麗なドレープが戻ります。
コインランドリーで洗濯する場合は、洗濯が終わったらできる限り早く干すのがポイントです。
一度に何枚くらい洗える?
コインランドリーで容量の大きい洗濯機を選べば、2枚1セットずつのレースカーテンと厚手カーテン、4枚すべて一緒に洗うことが可能です。
家で洗うと一度に洗えない量でも、コインランドリーだと一気に洗えて時間短縮になります。
ただし、洗濯機の容量が大きいからといって衣類なども一緒に洗うと、カーテンの汚れが衣類などに移る可能性があります。
しっかり汚れを落とすために、カーテンは単独で洗うようにしましょう。
コインランドリーで洗えない素材は?
コインランドリーで洗濯してOKかどうかは、カーテンによって違います。
洗う前に、必ず洗濯表示をチェックしましょう。
洗濯機や洗濯おけマークのなかに数字が記載されているものは、洗濯機で洗えるという意味で、✖️印がついているものは洗濯できません。
- 綿・ポリエステル・アクリル素材など
- リネン・レーヨン・ウール・シルクなど
綿やポリエステル、アクリル素材などであれば、コインランドリーで洗濯可能な場合が多いでしょう。
リネンやレーヨン、ウール、シルクなどの素材は、縮む可能性があるためクリーニングが安心です。
コインランドリーでカーテンを洗濯する料金・時間はどれくらい?
カーテンは乾燥機にかけると生地を傷めるため、コインランドリーで使用するのは洗濯のみになります。
その際にかかる料金について紹介します。
コインランドリーの洗濯料金
コインランドリーの洗濯機は容量によって利用料金は異なります。
一般的なコインランドリー【洗濯のみ】料金の目安は、以下のとおりです。
洗濯のみ料金
5〜10kg | 300〜500円 |
11〜16kg | 500〜800円 |
17〜24kg | 1,000〜1,200円 |
25〜32kg | 1,100〜1,500円 |
家庭用洗濯機は、6〜10kgが主流で、カーテンをまとめて洗うのは難しい場合が多いでしょう。
洗濯から乾燥までの料金
ちなみにコインランドリーには、洗濯から乾燥までできる洗濯乾燥機もありますが、カーテンは乾燥機NGですので、コース選択の際は洗濯のみに設定するのを忘れないようにしましょう。
10kg | 800〜1,200円 |
16kg | 1,000〜1,400円 |
18kg | 1,200〜1,800円 |
コインランドリーの料金相場をみると、1回の洗濯で最低300円かかるため、毎日利用すると割高です。
ただカーテンの洗濯頻度は年に1〜2回のため、家庭の洗濯機に詰め込んで洗うより、コインランドリーで洗う方が汚れをすっきり落とせるでしょう。
コインランドリーの洗濯にかかる時間
コインランドリーでは、1度にたくさんの洗濯物が1回で洗濯でき、30分程度で済ませられます。
カーテンの洗濯をコインランドリーでする際に気をつける5つのポイント
カーテンを洗濯する前に、洗濯表示タグの確認が必要です。
洗濯表示で洗濯不可のものをコインランドリーで洗うと、生地が傷んだり縮む可能性があります。
コインランドリーで洗濯する前に以下の5つに注意しましょう。
①カーテンフックを取る
カーテンフックをそのままにして洗うと、引っかき傷になる可能性があります。
カーテンフックはかならず取ってからコインランドリーで洗濯しましょう。
フックが取り外せないカーテンの場合は、プリーツに沿って折りたたみ、フックを内側に折り込んでヘアゴムなどで結んで洗濯する方法もあります。
②ホコリをはらっておく
カーテンは静電気が起こりやすく、目にみえないホコリが溜まっています。
コインランドリーに持っていく前に、ブラシや掃除機などでほこりをはらっておきましょう。
③プリーツに沿って折りたたみ洗濯ネットに入れる
カーテンを洗濯する際は、生地を傷めないために洗濯ネットに入れることをおすすめします。
洗濯ネットは100円ショップや、ホームセンターで購入できます。
カーテンは、プリーツに沿ってじゃばら状に折りたたむとしわを防ぐことができます。
④乾燥機にかけない
コインランドリーは、80℃以上の熱風で乾燥させるため、カーテンの洗濯の際に乾燥機を使用するとしわができたり縮みます。
洗濯前に、乾燥までの設定になっていないかを必ず確認して、「洗濯のみのコース」を選ぶようにしましょう。
⑤洗濯後はできるだけ早く吊るす
コインランドリーでカーテンの洗濯が終わったら、家に持ち帰りできるだけ早く干します。
乾燥機を使用しないことで、洗濯終了後のカーテンは湿った状態になっています。
そのまま放置するとシワができてしまうため、洗濯終了後はなるべく早く取り出すようにしましょう。
水分が残っている状態でカーテンを吊るし自然乾燥させるとシワが取れやすくなります。
ただし、生地に厚みがあるカーテンの場合は、そのまま干すとカーテンレールに負担がかかるため、直射日光が当たらない場所に干しましょう。
コインランドリーでカーテンを洗濯するとスッキリ綺麗になる!
カーテンは見た目がきれいでも、ホコリや生活臭などがついて汚れているものです。
洗濯表示を確認して、洗濯OKあればコインランドリーで洗濯してみてください。
きれいなカーテンの部屋で毎日を気持ちよく過ごしましょう。